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「桜華茶房」の創作戦国についてのログです。 BASARAの創作奥様もここに置いてあります。
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BASARAの半兵衛×奥様です。
以前UPしていたものを再度UPしたものです。
多少は、手を加えました‥。
竹中くんの奥様、安藤家の娘さんです。
名前はなかったので”八重”という名は、創作です。
個人的に半兵衛はオカンだと思うので、
秀吉同様手がかかる奥様だといいです(苦笑)
倒れられませんね、半兵衛‥。

「あのね、あのね、それでねッ!‥聞いてる?」

座っている半兵衛の膝に寝転びながらくっつき、
八重は機嫌よく話続けている。

「うんうん、聞いてるよ」

それに半兵衛は苦笑しながら受け答えしてやる。

「それでね、まつお姉ちゃんがね、
僕みたいな娘が欲しいって言ってくれたんだ!」

八重の言葉に半兵衛が突然咳き込む。

「ど、どうしたの、半ちゃん?」

八重はびっくりして立ち上がると半兵衛の背中を摩った。

「だ、大丈夫‥。それで、八重はなんて言ったの?」
「うん‥、まつお姉ちゃんは
ご飯が上手だからなってもいいよって言ったの」

八重の言葉に半兵衛は困ったように眉を寄せて、

「‥否定し直してきてよ」

と口にした。

「なんで?」
「なんでって」

半兵衛は何も分かっていない八重の顔に一層眉を寄せる。


”だって、君がいなくなったら、僕が困るんだよ”

そう言いたかったが、
八重には通じないだろうし、気恥ずかしい。

「僕だって、料理が上手いからだよ」

咄嗟に言った言葉にパッと八重の顔が輝く。

「うん!半ちゃんのご飯、だーい好き!」


”あぁ‥僕って、結構駄目だね”


半兵衛は大喜びする八重を見ながら、
自分にあきれた。
本音を言えない自分にも、
まだ料理を作ってくれる人程度に自分にも‥。
それでも、喜ぶ八重を見ると悪い気はしない。


”今は、そういう対象でも”


いいかな‥と思うと半兵衛は、笑った。

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